『ACの法則』続き

前回の記事で、『ACの法則』、つまり1人の人物がACになるか否かを決定する法則があるのではないか、ということを書いたが、今回はその法則を明かしたいと思う。
なお、ここで言う「AC」とは、「必ずしも筑波大学にAC入試で入学した訳では無いが、『AC』な人たち」を指すものとする。

そもそも、『ACの法則』について何人かの情報学類生が考え始めたのは、結構前のことだったと思う。情報学類ではACが集まってプログラミングなどに関する議論をするリアルのコミュニティのようなものがあるのだが、そこで何人か集まっていて、「そもそも、ACっぽい人かそうでない人になるかは、どのような理由で決定されるのだろうか」という議論になった。これについて、当時は「生まれつき乱数で決定される」、「3歳までの家庭環境」とか、「家族構成」とかいう案くらいしか出なかった。
しかし、数人のACに実際に会って話を聞いてみると、それぞれ年少のころの家庭環境や教育内容、住んでいる地域や家族構成などはそれぞればらばらであり、特に関連性は無いように思われた。しかし、生まれつきその子が「ACであるか否か」決まっている訳ではないような気もした。

『ACな人』になるための決定的な条件は、これまで謎に包まれていた。しかしながら、先日ACな情報学類性たちの間で行われた会話が元で、ついに『ACの法則』の解決の糸口が発見されたのである。