サンフランシスコおよびシリコンバレー

9月2日(水) 〜 9月7日(月) に San Francisco, San Jose (サンノゼ), Oakland (オークランド), Mountain View などへ 5 人で行ってきました。


昨年 JAL からいただいたファーストクラス (なぜか目的地がサンフランシスコ限定) のチケットの有効期限が 9 月末だったので、利用する。


成田ではファーストクラスラウンジというのが利用できる。軽食がそれなりに美味しい。眺めは普通。成田に早く着いたので (つくばから車で 1 時間もかからずに着いた)、3 時間半もここで休憩していた。


座席はこんな感じ。前方の液晶モニタは 15 インチくらい。


この操作盤で座席のイスの形状を変更することができる。「BED」を押すと、ベッドのようになり、客室乗務員がテンピュール社の低反発マットレスと布団を持ってくるので、寝ることができる。


ノイズキャンセリングのヘッドフォンを貸してもらえる。これを着けると思っていたよりも静かになって驚く。


マルチメディアの機能はどの座席でも同じソフトウェアのようだ。映画のリストになぜか「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART 2」がある。PART 2 だけがあり、PART 1 や PART 3 はない。


夕食。メニューからいくつか選べるようになっている。これは前菜。


ハモ料理 1。


ハモ料理 2。


竹の筒に入った羊羹。ただし一緒にもらえるつま楊枝の長さが足らず、奥まで届かない。


フルーツセット。


朝食。


機内電話。クレジットカードを横に通すと使えるようだ。衛星回線を使っているのだろうか。音響カプラとパソコンを持ってきたら、300bps とかでインターネットができるはず。


San Francisco International Airport 到着ロビー。


Chicken Soup Noodle。


Marriott San Fancisco Hotel


Marriott San Fancisco Hotel のエレベータ。左上に液晶ディスプレイが付いていて、なぜか BIOS の起動画面になっていた。


しばらく見ていたら Windows XP の起動画面になった。Windows が起動したらブルースクリーンになってまた BIOS 画面になることの繰り返し。しかも何時間後かにそのエレベータに行ったら今度はボタンを押してもエレベータ自体が全く動かない。ひょっとして PC で制御しているのだろうか?


「Odwalla」と「Naked Juice」という 2 つのブランドの 100% フルーツジュースが競合しているようだ。これは 1 本 $4 くらいするが (Odwalla のほうが Naked よりも安い)、大変美味しく、日本では自分でミキサーで果物をまぜて作らないと手に入らないくらいの味がする。日本でもこれくらいのものが売っていれば良いのに。ただし、銘柄によってハズレがあるので注意 (Naked の "Watermelon 味" というのはひどい香料が入っているようだ)。
Google の Mountain View のオフィスには以前行ったときは Naked Juice が大量にあったのに、今回行ってみたら全部 Odwalla に代わっていた。


Oakland にある射撃練習場。ピストルを撃つことができる。Oakland は全米でも有数の危険な都市らしい。一部の地区ではよく殺されるので平均寿命が 20 歳だということである。この射撃場に行く途中でも、1 階の窓ガラスが割られているような建物がたくさんある場所を通過した。


射撃練習場にはたくさん警官が来て射撃の練習をやっていた。写真はパトカー。無線のアンテナが 10 本くらい付いている。ダイバーシティになっているのだろうか。

TAD's Steak というステーキレストラン。Union Square の近くにある。写真は TAD's Famous Steak にオニオンとマッシュルームを大量に乗せたもの。米国では用心しないと、日本でいう特盛りくらいの量が普通に出てくるので注意。


SF にある China Town。


Palo Alto にあるスタンフォード大学。産学連携を盛んにやっており CiscoGoogle を輩出した超有名な大学。私立大学だが、多数のベンチャー企業を育てており、株式やオプションなどで大量の収入があるという。極めて広いキャンパスだが (筑波大の 10 倍くらいある)、建物や造作物もとてもよく手入れが行き届いている。


スタンフォード大学の敷地内には Stanford Shopping Center というショッピングセンターがあり、結構広い。米国のマクドナルドで食べてみようということになった。日本のバリューセットみたいなものは、たとえば "Big Mac Meal" と呼べば出てくる。ドリンクがデフォルトでやたら大きい以外は、意外と日本と大差ない。


Mountain View で偶然見つけた "DAISO JAPAN" という店。中に入ると、ダイソーの 100 円ショップ (品物はすべて日本から輸入していて、日本語の説明書きもそのまま付いている)。日本人はここに行けば小物は容易く購入することができる。ただし 100円ショップといっても 1 個標準で $1.50。円高の影響と輸入コストが添加されているのか。


Naked Juice と Odwalla は日本では絶対手に入らないので、大量に日本に持って帰ろうと企てる。ただし結構重いのとかさばるので、現実的に 20 本くらいしか持って帰れない。このような銀色のクーラーボックスに詰め込むとちょうど 12 本入った。これにホテルで無料でもらえる氷を二重にビニール袋に密封して入れれば、だいたい 12 時間くらい冷却できるので、そうやって日本に持って帰った。
ただ San Francisco Airport で JAL の人が、水漏れ防止のために、このクーラーボックス全体を大きなビニール袋でさらに包んでくれたのだが、これが麻薬か何かの輸送用の箱みたいな感じに見えて超怪しい (しかもビニール袋の中が結露でとても濡れておりさらにうさんくさい)。帰りの税関でも止められたが、中にジュースがたくさん入っているんですよと行ったら確認せずに通してもらえた。


Naked Gold Machie。キウイとパインアップルが入っている。


Naked Green Machine。ちょっと苦い。


土曜日は仕事の用事は終わったので一日観光しようということになった。写真は港にある潜水艦などを見学できる場所。潜水艦には中に入ることもできて大変面白い。


有名な Alcatraz Island (アルカトラズ島)。「アルカトラズからの脱出」と「ザ・ロック」という映画で出てくる。ただし船はとても混んでいて、予約できなかったので、残念ながら対岸から見るだけ。


車で San Jose の Intel 本社へ行こうと思ったが、101 (Bayshore Freeway) を南下しているうちに、3 本のとても長い橋が左側にあり、そのうち 92 (San Mateo-Hayward Bridge) と 94 (Dumbarton Bridge) の 2 つの橋を渡ってみたくなった。80 (San Francisco-Oakland Bay Bridge) は先日渡ったし、土曜日から火曜日まで整備のため通行止めとのことだった。
San Mateo-Hayward Bridge と Dumbarton Bridge の両方とも、東から西へ渡るのは有料 ($5.00) で、西から東へ行くのは無料だと聞いていた。それでは一端 101 から San Mateo-Hayward Bridge を渡って Hayward へ行き、Hayward から陸地のみ通って San Jose へ行き、そこで Intel に行ってから今度は Menlo Park まで 101 で行って、Dumbarton Bridge を渡れば、2 本の橋を無料で渡ることができるのではないかと思い付き、(現実的には、とても長い走行距離になるので、燃料代が高くなり、節約にならない。本当に節約して 2 本とも渡ろうと思ったら、通行料を払って渡ったほうがよい。) 試してみたら、本当に無料で 2 本とも渡れた。ただし渋滞もしており 3 時間くらいかかった。本当にヒマな人しか試してはいけない。
写真は 92 (San Mateo-Hayward Bridge)。日本最長の明石海峡大橋が 3.9km だが、この橋は 11.2km もある。途中の景色は大変良い。東京湾アクアラインのような感じがする。


Intel 本社。ここに Intel Museum という展示ホールがある。


Intel Museum の中にはこのようなクリーンルーム内の服を来た人形がたくさんある。


Intel 386 プロセッサを搭載したコンピュータの展示。


なぜか日本の NTT ドコモの FOMA N2002 (大変懐かしい) の展示。


Intel の創業者たちの写真。


Yahoo! 本社。


Sun Microsystems 本社。


2 本目の橋、94 (Dumbarton Bridge)。


Dumbarton Bridge で再度東のほうへ行く。
やはり一度は見てみたいと思ったので、Oakland の先にある Berkeley へ行ってみる。


現地の日本人の方曰く、Oakland は犯罪発生率が高く、殺し合いが行われることが多いという。
他の 4 人はサンフランシスコ観光のほうが面白いということなので、1 人で車を運転して、Oakland から下道に下りて、UC Berkeley まで行ったのだが、後から考えればこれは結構危険な行為かも知れない。途中に割れた建物やどうみても麻薬をやっているような人などが結構いた。


Berkeley には "University of California, Berkeley" (通称バークレー校) があり、ここの学生が BSD (Berkeley Software Distribution) を作った。
ただ土曜日でフットボールの試合か何かを学内でやっていて、大量の人がいて中に入れない (入ろうと思えば入れるのだが、とにかくたくさん人がいて行列になっている)。しかも学生のような人がたくさん集まって校舎の横でバーベキューをやりながら音楽を大音量でかけて踊っている。


高速道路から UC Berkeley まで 1 本で行ける University Avenue。筑波でいえば天久保のように学生がたくさん住んでいて、小売店・飲食店が多い。


580 (Richmond-San Rafael Bridge) という橋。この日は Bay Bridge が通行止めのため、この橋を渡らないと、Oakland から San Francisco に帰ることができない。そのため車が結構走っていて渋滞みたいになっているところもあった。


Richmond-San Rafael Bridge を渡ると San Rafael という街へ着く。街といっても、険しい山と海に囲まれていてあまり広くないが、ショッピングセンターがある。そのショッピングセンターで土産を買っていると、白人の店員が近づいてきて、「自分はミハマ (千葉市美浜区のことだろうか?) に行ったことがある。Xbox (Microsoft のゲーム機) を持っているか?」と聞いてくる。Xbox を持っている。」と答えると、「素晴らしい!」とか行ってどっかに行ってしまった。


米国の人はみんないつも元気が良い。日本人が無表情なだけか。


そのまま南へ行くと、超有名な「Golden Gate Bridge」があり、水曜日にも 2 回通ったのだが、土曜日はものすごい霧が出ていて視界がほとんどない。


料金所に近づくと、さらに視界が悪くなって、大変危険。


帰りの航空券。


機内食で「しょうゆラーメン」というメニューがあったので、頼んでみた。インスタントみたいなのが出てくるのかと思ったら、一応インスタントっぽかったが、チャーシューだけはしっかりしたのが入っていて、全体的にけっこう美味しい。


それにしても、どの乗客がどのメニューを頼むのかということは上空でしかわからないのだと思うが、全員の乗客が同一メニューを頼んだ場合のためにそれに足りるだけの内容を空港で積み込むのだろうか。余った分はどうするのかな? (日持ちするようになってるのかな)