softether.com サーバー移転

さて、大学内に収容されている softether.com、softether.co.jp などを提供しているサーバー群(合計サーバー専用機4台の大所帯である)も、停電が始まると電力の供給が途絶え停止する。
ただ、これらの弊社のサーバーは、筑波大学内に設置されているにもかかわらず、インターネットへのアクセス回線は大学のネットワークとは完全に独立して構築してある。NTT PCコミュニケーションズの水戸POIに直結である。したがって大学のネットワークが止まっている停電期間中であっても、発電機などを設置するなど別の方法で電力を供給することにより、ソフトイーサ社サーバーは稼動し続けることが可能である。
しかしながら、弊社メンバーの性格を想像していただければ明らかであるが、誰も積極的に発電機を導入するなどといった面倒な作業を行いたがる者はいなかった。そこで、結局せっかく回線を独立している弊社サーバー群も、停電期間中は停止しなければならなくなった。
ただし、softether.com の Web サーバーとメールサーバーの MTA (SMTP) が停止すると流石にインターネット上のユーザーの皆様に大変ご迷惑をおかけする事になるので、これら2つのサービスは代替サーバーを大学の外にある本社内ネットワーク設備に収容することによって、動作させ続けることにした。といってもすべての Web コンテンツを移行した訳ではなく、SoftEther などのソフトウェアのダウンロードと、メールへの自動応答が可能な程度のみになっている。
詳しくは停電期間中に http://www.softether.com/ にアクセスしていただければ、画面を拝むことができるだろう。