国立大学法人筑波大学全学停電

softether2004-10-15

筑波大学では、電気事業法という法律に基づいて、1年に1回だけ、2日間連続で大学全部が停電になる。点検のためらしい。
今年は、停電は10月16日(土)の午前8時から、10月17日(日)の午後5時まで ということになった。ただし、土曜日の夜から日曜日の朝までの期間は、電力は復旧する。
もちろん、停電中は学内のネットワークはすべて停止するし、サーバー コンピュータも止まる。この2日間は、インターネット上からクラスBのIPアドレスネットワーク帯が2つも消滅するのである。概算してインターネット上の2万分の1程度のホストが、2日間はインターネット上から消滅する。
現在は大学内に大量のインターネットサーバーが動いている時代である。全学停電については甚だ不満ではあるが、法律で決まっているのだから仕方が無いだろう。
研究室によっては、停電中も重要なシステムを止めないようにするために大型の発電機などをレンタルして動かしているらしい。しかし、学術情報メディアセンターの誇る16Gbpsの基幹ネットワークとインターネットとの間のSINET回線は当然止まっているので、いずれにせよネットワーク的に孤立することになるが……。TARAセンターなどでは、この2日間建物ごと大型発電機で電力を供給するらしい。すごい。