映画 『華氏451』

映画 『華氏451』 を見た。
有名になった映画「華氏911」は「自由の燃える温度」だが、「華氏451」は書物が燃える温度らしい。

華氏451, 日本語版 DVD, (C) 2005 Universal Studios.
民衆は書物などを読んで下手に考えるよりも、読書を禁止したほうが民衆が不必要なことをあまり考えなくなって社会が安定するという考え方の元で、すべての書物を焼き払い、読書をした者を逮捕するという法律が出来た社会の物語。
それでも本を隠れて読む市民はたくさんいて、テレビやトースターの中(!)などにたくさん隠し持っている人もいて、それを本を焼き払うことを任務とする消防隊員が強制捜索して本を焼き払うという内容である。
一般的に流行っているような映画のように派手な演出や高級感は無いが(昔の映画だし)、なかなか良く出来ている映画だと思った。特に消防車が出動するときのBGMが良い。
また、本を焼き払う部隊の「隊長」がなかなか良いキャラクターを演出している。
1,000 円で買ったので、見たい人は言ってください。
全体的に悲しい話であるにもかかわらず、演出は明るい。