どこにでもある恐怖のロッカー (最悪の場合、死に至る)

大学の研究室などで、結構、下記の写真のような縦長のロッカー (クローゼット?) を見かける。たぶん普及している型なのだろう。

ロッカーといっても、この高さがあれば、人が1人や2人くらい入れてしまう。これを使って、面白い実験をやってみた。
ロッカーの中に人が1人入り、手で扉をつかみ、内側に向かって「どん!」という具合で、勢いを付けて一気に引き込み、ドアが閉まる直前に手を離して中に入れる。
すると、なんとロッカーのドアがしまってしまう。しかもこの種類のロッカー、ドアを開けるには外側のノブのようなところを手で押して引っ張る必要がある。したがって、閉まっている状態では中にいる人はどう頑張ってもドアを開けることができないのである。
実際に実験をやってみたところ、確かに内側に入って自分でドアを閉めた人は、ドアを開けることができなかった。ちゃんと考慮した設計なら、内側からは針金か何かを回すと開くようになっているのだが、この型のロッカーはそうなっていないようだ。
しかも、中に入ってドアを閉めた状態だと、携帯電話が完全に圏外になる。あとできることは、ドアを破壊することくらいだが、中は結構狭いので思うように力が入らずに破壊できそうもない。大声を出すことくらいはできるだろうが、そのうち疲労して声が出なくなり誰にも発見されずに…… ということもあり得るのではないだろうか。
したがって、このような型のロッカーがある時は、間違って中に入って、勢いを付けて内側に引っ張ってはいけない。