インターネット安全活用術

昨日 ssk さんが大学に来て面白い本を置いていった。
石田晴久先生の「インターネット安全活用術」という文庫本で、岩波から出ている。
かなり最近の本っぽい。
下記の本文等は、同書より引用。

内容はインターネットの歴史について結構昔のことから最近のことまでいろいろ書いてあって面白いのだが、あんまり本文と関係無いところで少し面白いところがある。

「本物のハッカーは二十代で活躍」と書いてある。まあ、それは良いとして、
P2Pを全文に渡って「ピーツーピー・システム」とカタカナで書いてあるのが斬新。
SoftEther の名称も、なぜか「Soft Ether」と間にスペースが入っていて斬新。
SoftEther を BASIC とか Linux とか Mozilla とかの偉大なソフトと並べて書いていただいているあたりが大変恐縮なのだが、よく見ると一番上が「1974 ビル・ゲーツ」となっている。普通ゲイツだと思うが、たぶん編集者の感性か何かだろうか、いろいろ変な表記がある。

あと SoftEther に関して別の章で詳しく書いてある。
学術界の先生の著書に取り上げていただいて大変感謝する次第である。
でも、文庫本で出さずにもうちょっと高い値段にして普通の専門解説書として出したほうが売れると思いました。