映画『タワー』

先日の日記で書いた、「タワー」という映画が届いたので、大学で4、5人くらいでプロジェクターで見た。

これは素晴らしい。
まさに1990年代を代表する画期的作品。恐らく監督や役者は真面目に作っていたんだろうけど、今見るとどのシーンでも爆笑する程の面白さ。
前日までミュージシャンだった新入社員がコンピュータを分解して改造 ROM チップを取り付けたり、出てくるビルの会社の社長が日本好きで社長室に日本刀が2本置いてあって主人公がサウナのドアが開かなくなった社長を助けるために日本刀で戸棚をこじ開けたり、ボーリングの球を転がしてビルの最上階くらいの窓ガラスを割って球は下に落ちていったり、コンピュータのCRTを投げると爆発して高層ビル全体がえらいことになったり、まさに最高の映画である。これ以上書くとネタバレになってしまうが、とにかく最初から最後まで滅茶苦茶なストーリーで、しかもたぶん真面目に作ってあるのがすごい。
しかも 廃盤 というのがすごい。このように素晴らしくACな映画が何故廃盤になってしまったのだろうか。ソフトイーサ社で版権ごと買い取って「SoftEther Tower」などといって安くストリーミングしたりビジネスショウで流すなどということはできないだろうか。


今や入手困難となったこの「タワー」という映画、もし中古屋などで見かけた方は絶対確保しておいたほうが良い逸品です。