SoftEther VPN 2.0

softether2004-12-16

約束の公開日の前日。
一度はどう考えても間に合わないと思って公開日を遅らせることを考えたが、必死に作業をした結果、間に合わせることができる可能性が高くなった。
SE1.0のときやっていた「実験用公開仮想 HUB」は、SE2.0では「実験用公開 VPN サーバー」という名称にする予定である。
SE2.0の「実験用公開 VPN サーバー」は4台か5台のロードバランシング構成で行う。1台がファームコントローラ、他がファームメンバとなって、お互いに負荷状況を確かめ合いながらバランシングできる(はず)。1台が落ちても直ちに他のサーバーにリダイレクトすることができるようにもした。
ただ、「実験用公開 VPN サーバー」の設置作業が遅れているので、SE2.0の公開と同時に稼動開始することはできないと思う。2、3日後になるのか。

複数の機関の方々からのご提供を得て、まともなルータ、最強のサーバー機材複数、最大 4 Gbps インターネット直結の回線、などを用意することができた。あとはソフトウェア(=SE2)の性能が良ければこれまでできなかったようなすごいユーザー集中型のVPNサーバーの実運用実験ができることになる。

特に回線関係など、普通はなかなか繋げないようなネットワーク的に最強の場所に設置することができるようになった(確定)。詳細は、明日以降にSE2のクライアントソフトで実験サーバーに接続しようとすると表示される説明 HTML に載せる。

SE2 Beta 1 は、クライアント、サーバー(ロードバランシング機能付き)とも公開する。