あちゃー

ソフトイーサ・オフィスの無線 LAN アクセスポイントにはもちろんキーがかけられているのだが、最近誰でもアクセスできるようになっていると、新城研の人からご連絡をいただいた。
実際に見てみると、これまでは無かった「AIRSTATION」という ESS-ID のアクセスポイントが動いていて、キーがかけられていない。つないでみると sec.softether.co.jp というドメイン名と DHCP から IP アドレスが割り当てられた。おかしいなあ、そういうアクセスポイントは置いていないはずなのに・・・ と思って、誰かが勝手に新しい無線 LAN のアクセスポイントを弊社のネットワークにつないだのではないかと思って WORD 部屋などで犯人探しをするが怪しげなデバイスはネットワークにつながっていない。IP Scan しても見つからない。
しばらくして、面白いことに気づいた。どうやらこれまで正しく動いていたアクセスポイントのうちの 1 つのメモリが、最近の大学停電で消えてしまったようなのである。まあ、4年前に買ったアクセスポイントなので壊れるのも無理は無い。だがメモリが消えてしまったことによってセキュリティ設定も購入時に戻ってしまってすべての匿名アクセスを許可する設定になっていた。
内蔵電池が切れたり内部のメモリが消えたりして設定が飛ぶと、セキュリティ設定が無効になって、誰でもそのアクセスポイントにアクセスできるようになるという、普段はあまり気づかないが言われて見ればなるほどと思う現象が起きていたのである。これはどうしようも無いか。