WORD 部屋騒動 - SoftEther の元にもなった WORD 部屋を潰したがっている人がいると聞いた

最近、大学の WORD 部屋 (情報学類生控え室) を盛んに潰したがっている人 (教官) が1人いると聞く。その人の言い分によると、コンピュータ関連部品などの研究用機材が多数設置されているなどして見苦しいのと、最近学類誌発行以外の活動 (プログラミングの研究や議論などのことか?) が盛んに行われているため、学類誌の発行回数が少し減ってしまっているから、だそうである。
とんでも無い考えである。現状を見れば分かるが、WORD 部屋は単に情報学類誌だけを出している部屋ではない、他の機能も持ち合わせており、例えば学生の間でプログラミングなどについて盛んに議論ができる集会所は現在の情報学類では WORD 部屋くらいである。WORD 部屋が無ければ、SoftEther などは開発されなかっただろうし、そもそも学類誌だけ出していれば良いから、学類誌を出すまでは他の事はするなというのが間違っている。しかし、WORD 部屋を潰そうと考えている人は、潰すことによって何かメリットでもあるのだろうか。どう考えても、学生の活動を制限することに喜びを感じているような変人でしか有り得ない。
現状、WORD 部屋は学類誌を発行するという事業内容以外に、情報学を学ぶ学生の間のスキル向上や情報交換の場でもあることはもはや明確であり、仮にその活動内容が縮小されるとすれば、それは情報学類にとって大きなデメリットとなるであろう。
現時点では事態は平穏化に向かっているようであるが、今後 WORD 部屋の現状の機能が潰されるという危機が発生すれば、学類生としても、SoftEther 社としても、それを回避するための協力は惜しまない。