FIT2005 講演情報

softether2005-07-05

情報処理学会・電子情報通信学会情報・システムソサイエティ・ヒューマンコミュニケーショングループが主催する FIT2005 (平成17年9月7日(水)〜9日(金)) で、有り難いことに 2件の講演をさせていただくことになりました。
FIT2005 のページは http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2005/ です。


学会のイベントで3日中2日も連続でパネリストとして登壇させていただくことはまことに光栄なことであり、有意義な内容を披露させていただきたいと思いますので、是非ともお越しください。


イベントスケジュールは http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2005/events.html にございます。


2日目: 9月8日(木) 10:00-12:00 ITベンチャーが拓く新しい未来・社会
場所: 第2イベント会場(5号館3F 5333)
  武藤 佳恭(慶大)、家本 賢太郎(クララオンライン)
  登 大遊 (ソフトイーサ),森戸 宏 (先端情報工学研)


3日目: 9月9日(金) 9:30-12:00 若い才能と未踏ソフトウェア創造事業
場所: 第2イベント会場(5号館3F 5333)
  竹内郁雄(東大情報理工) , 池田正喜(シーカネット),川合秀実(OSASK計画),
  田川欣哉(リーディング・エッジ・デザイン),
  中島秀之(はこだて未来大),登 大遊(ソフトイーサ)
 [10:00-10:30]講演2:未踏でのSoftEther VPN開発から現在に至るまで

筑波大学・産学リエゾン共同研究センター内オフィス整備

ソフトイーサ社もついにリエゾンセンターに入った。この中の1室を3年間、研究開発に使用することができる、大変恵まれた環境である。(といってももちろん大学規定の部屋代・光熱費などは必要。)
このオフィスの整備のため、先週からずっと作業をやっているが、その途中の写真を載せておきます。これが終わらないと、仕事も何も手に付かない。



どこにでもある恐怖のロッカー (最悪の場合、死に至る)

大学の研究室などで、結構、下記の写真のような縦長のロッカー (クローゼット?) を見かける。たぶん普及している型なのだろう。

ロッカーといっても、この高さがあれば、人が1人や2人くらい入れてしまう。これを使って、面白い実験をやってみた。
ロッカーの中に人が1人入り、手で扉をつかみ、内側に向かって「どん!」という具合で、勢いを付けて一気に引き込み、ドアが閉まる直前に手を離して中に入れる。
すると、なんとロッカーのドアがしまってしまう。しかもこの種類のロッカー、ドアを開けるには外側のノブのようなところを手で押して引っ張る必要がある。したがって、閉まっている状態では中にいる人はどう頑張ってもドアを開けることができないのである。
実際に実験をやってみたところ、確かに内側に入って自分でドアを閉めた人は、ドアを開けることができなかった。ちゃんと考慮した設計なら、内側からは針金か何かを回すと開くようになっているのだが、この型のロッカーはそうなっていないようだ。
しかも、中に入ってドアを閉めた状態だと、携帯電話が完全に圏外になる。あとできることは、ドアを破壊することくらいだが、中は結構狭いので思うように力が入らずに破壊できそうもない。大声を出すことくらいはできるだろうが、そのうち疲労して声が出なくなり誰にも発見されずに…… ということもあり得るのではないだろうか。
したがって、このような型のロッカーがある時は、間違って中に入って、勢いを付けて内側に引っ張ってはいけない。