「PacketiX Desktop VPN サービス」の臨時的な無償開放について

http://www.special-vpn.jp/ より引用。

 3 月 11 日に発生しました東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) にて被災された地域の皆さまおよび関係の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


 筑波大学ベンチャー企業であるソフトイーサ株式会社 (電気通信事業者総務省関東総合通信局 A-18-9086 号、本社: 茨城県つくば市) は、2007 年 10 月から提供させていただいている在宅勤務を実現するシンクライアント型サービス「PacketiX Desktop VPN オンラインサービス」につきまして、2011 年 3 月 14 日 午前 0 時から、今回の震災で交通等の面で影響を受けられている方々に対しまして、これらの方々が臨時的な在宅勤務や避難先からの臨時的な職場のデータへのアクセス等を容易に実現していただくため、本通信サービスを無償開放・無償提供させていただくことといたしました。
 茨城県にあります弊社のオフィス等も大きな損傷を受けておりますが、地震発生後から 2 日間を費やし、必要最低限の通信システムやサーバー等を復旧させた結果、本サービスの提供が可能となりました。

 電気通信事業法によりますと、電気通信事業者の提供する電気通信サービスは公共性が高く、国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的に提供されるのが望ましい旨の趣旨が記載されています。そこで、弊社ではこの度の震災の回復が十分に完了するまでの間の期間に、公共の福祉を目的として本サービスを無償開放させていただくこととしたものでございます。

 本来、Desktop VPN オンラインサービスは月額 950 円 (税込) の商用サービスとして日本国内の約 5,000 人の会員様向けに提供させていただいておりますが、この度、今回の震災が原因で、危険地域から早急に避難をする必要がある方や、交通機関の混雑等により通勤、出張等が困難となっている方のために、契約を結んでいない会員以外の方 (臨時利用者様) に対しまして、本サービスを当面の間、無償で提供させていただきます。本サービスを、一時的な在宅勤務や避難先からの勤務などに自由にご活用ください。

 本サービスをご活用いただき、震災の影響期間中の通勤・出張等の交通混雑の緩和や、それに伴う社会の消費エネルギー量の削減に、僅かでも貢献することができましたら幸いに存じます。