Windows 7 リモートデスクトップ進化点

開発マシンで Windows 7 x64 版を使用中。
Beta 版、 RC 版の頃から試用していたが、あくまで VM の中にインストールする程度で、あまり本気に利用していなかった。この度、自分のデスクトップ PC のうち 1 台にちゃんと Windows 7 をインストールして、良いグラフィックボードを買ってきて使ってみた。


リモートデスクトップ (RDP) のバージョンが 7.0 になり、以下のことが可能になっている。

  • Aero Glass (半透明効果) のサポート
  • リモート PC の Windows Media Player で動画を再生すると、DirectShow のストリーム (つまりデコード前の MPEG とかのデータ) が RDP 経由でクライアント PC に飛んできて、クライアント PC 側の CPU でデコードされて再生されるので、非常に滑らか。
  • デュアルディスプレイのサポート


つまり、LAN や低遅延の専用線を経由してリモートデスクトップ通信を行う場合は、基本的に、リモートで操作する場合とローカルで操作する場合の違いはほとんど無くなった (ただしウインドウのドラッグ等はカクカクする) ということになる。