ドコモがついにプロトコル制限無しで定額の PC 向けデータ通信を開始

パケ・ホーダイ ダブル改定に伴うお知らせ によると、NTT ドコモの FOMA で通常の契約 (データ通信専用契約ではない) でパケ・ホーダイ ダブルに加入していれば、4 月 1 日以降は PC を用いてデータ通信をする場合でも、13,650 円以上のパケット通信料金を課金されず、定額制として利用できるとのことです。


このことについて、現在のデータ通信専用契約の PC 向けデータ通信量定額プランでは、変なダイヤルアップ専用ソフトウェアをインストール・実行しなければ接続できず (この専用ソフトウェアがバックグラウンドでどのような特殊な処理/通信を行っているのかということはだいたい推定できていますが)、かつ通信プロトコルに制限 (例: Windows Live Messenger が利用できない) という重要な問題があり、一部のユーザー等は VPN を活用して (VPN の通信が可能であることは公式に確認されている為)、その VPN トンネルの中で通信を行うという手間をかけていた部分が、このようないわば無駄な手間をかけずに、また 全プロトコル利用可能になる というのは、ドコモの過去の方針を見ると画期的であり、明らかにイーモバイルへの対抗のためのアクションであると見えます。