Windows Vista DSP 版
これまで Windows Vista はマシンのプレインストール版か、MSDN で配布されている開発者向けのライセンスしか使ったことがなかったが、ちょっと DELL の PowerEdge (OS 無し) で Vista を業務用に稼動させる必要が出てきた。
といっても自作のアプリケーションで IPv6 の通信がしたいだけなので、Linux 等でも良いが、.NET で書いたプログラムを動かしたいので、できれば Windows でということになる。Windows XP SP2 の IPv6 スタックが中途半端なので (OS 付属の DNS クライアントが、IPv6 の DNS に対応していない。自分で DNS クライアントを書くか、プロキシプロセスを動かせば良いのだが。あと、OS 起動後 1 分くらい、RA パケットを認識しなかったりする。netsh で匿名アドレス生成を無効にしても、無効にならないことがある。パケットフィルタが IPv6 に対応していない。など)、Vista か Server 2008 しか選択肢が無い。サーバーとして利用するわけではないので、Vista が良い。
台数が多いので、Windows Vista Business (非アップグレード版) をできるだけ安価に購入する方法を検討してみたところ、
- Microsoft Open License で Windows Vista Business を購入すると: 22,600 円
- Windows Vista Business パッケージ版を購入すると: 29,800 円
- これならアップグレードなしで入れることができる。
- Windows Vista Business DSP 版 + フロッピーディスクドライブ: 19,371 円
というような感じになった。
DSP 版とパッケージ版との差額は約 1 万円だが、入れるマシンの数が 100 台とかになると、100 万円の差が出るので、結構大きい。
Open License ではアップグレードライセンスしかないので、これは DSP 版を購入するのが最適か。
DSP 版の使用許諾契約書には、購入したハードウェアと共に使用しなければならないと書いてある。
フロッピーディスクドライブを PowerEdge の本体につないでおけば良いのだろうか。