夏目漱石 「倫敦塔」−偉大なる文学作品とそれを再現した偉大なる展示物

「倫敦塔」(ロンドンとう) という、夏目漱石著の偉大なる文学作品がある。


この文学作品の偉大さ、そして ACさ は、時代を超えて受け継がれるべきものであり、万人が読むべきものである。


実はこの作品、著作権が切れている。Web などでも全文がよく掲載されている。
たとえば、 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/1076_14974.html などに全文があるので、是非お読みいただきたい。


私は、高槻高校の1年生・2年生のとき、偉大なる漢文の上嶋大先生の授業で、この「倫敦塔」を読んで、これに狂喜したので、早速大量に印刷して、文化祭の日には教室中にそれを貼りまくったというような 大変ACな こともやった。


また、同様に、文化祭では 倫敦塔を教室の中で超リアルに再現! という大変素晴らしい企画も立ち上げたのだが、その際の企画書は下記のとおりです。




文化祭のパンフレットに掲載した原稿は、下記のとおりです。



ACな香りが伝わっている紹介文ではないですか。


結果として、「倫敦塔」の展示は、どこをどう見たら倫敦塔に見えるのか全くわからない謎のダンボールの山となりました。
また、「米テロ特集」という展示は、そこらへんで売っている小学生用のおもちゃの飛行機を、針金で天井からぶら下げただけということになりました。


実は、この企画の顧問の上嶋大先生も、「ついに倫敦塔ができたか、よろしい!」といってはりきってカメラをもって撮影に来たものの、展示の現物を見た途端、「こんなもの撮影するのは恥ずかしいわい」と言って結局撮影せずにどっか行ってしまったという程度の代物でした。


※ 上記パンフレットの左側にある「校内放送と高速インターネット体験コーナー」については、ある程度は成功しました。っていっても文化祭なのにもかかわらず、ずーっとインターネットをする暇な連中が集まっただけですが……