鹿島火力発電所

折角来たので、対岸に見えた壮絶な 鹿島火力発電所の『排水口』が面白いらしい という ACな 噂のせいで、発電所へ行くことになった。全員ACだから、そういう変な行動に出るのである。

発電所付近は、周辺と比べても異様な程、悪臭が漂っている。周囲に濃度50%水酸化ナトリウムとかのタンクが大量にある。面白いところである。

まるで Half-Life 2 に出てきそうな工業用パイプラインが大量にある。
そのパイプラインの下に人工の川があって、水が流れている。その写真が下。

ものすごい水量である。見ていると圧倒される。火力発電所用の冷却水なのだろうか。
しかもこの排水口は海岸に直結していて、そのまま温水が海に流れ出ている。台風のときの川のようなものすごい水流である。恐らく、橋の下に落ちたらそのまま海に流されて戻って来れないだろう。

この人工の川の両側に、これも人工の海岸のようなものが2つ突き出ていて、その間を大量の水が海に向かって流れ続けている。

しかも海岸には人が何人かいて、なんと釣りをしている。大丈夫なのだろうか?

排水口の上の端から海岸へ続く道は封鎖されていて、鉄格子に下記のような看板があった。
こんな看板が無くても誰もわざわざ死ぬために海に行く訳が無いだろうと思ってふと横を見ると、看板を無視して堤防をよじ登って釣りに行くおっさんが何人もいる。

そのおっさんたちが歩いていく先には、下のような看板がある。

海に落ちたら助かりません!
このようなすごい看板は久々に見た。しかし周囲では釣り人が何人も平気で釣りをしている。近くを通りかかった火力発電所の警備員も無視して通り過ぎる。