某サーバー

Windows Server 2003 を入れて実験中だった某サーバー。
大学の MSDN-AA 契約の Windows Server 2003 Volume License 版で、プロダクトキーももちろん正規のものを入れて、半年程安定して動作していたが、
先日公開された Service Pack 1 をインストール中になぜか突然ブルースクリーンになって再起動した。サービスバックは当然重要なファイルを多数書き換えるので、途中でクラッシュすると当然システムが整合性取れていない状態になる。絶望的。
Windows が起動してログオン画面で Administrator とパスワードを入れて [OK] を押すと、「この Windows のライセンスを正しく確認できません。」などというメッセージが出て、自動的にログオフした後にログオン画面に戻ってしまうようになった。
どうやら、やはり重要なシステムファイルを書き換えている途中にクラッシュして、Windows に入っているライセンス検証用のルーチンが不正にクラックされた Windows が起動していると誤認識して使用できないように自爆したらしい。
普通なら、リモートから RPC でつないでレジストリをいじったり、管理共有につないでシステムファイルを検証したりしたいところだが、SP1 を入れると強制的に Windows ファイアウォールが有効になり、外からの TCP コネクションをすべて拒否している。また、Windows ファイアウォールを無効にするには、Windows にローカルログオンしてチェックボックスをオフにしないといけない。したがって、リモートから TCP/IP 経由でいじるのは不可能のようだ。
残された手段は、別のパーティションかハードディスクに別の Windowsインスタンスを入れて、壊れた Windows のほうのレジストリハイブファイルをマウントしていじるとかくらいだが、流石にそこまでやっている時間がもったいなかったので、さっさと再インストールすることにした。