tap デバイス

softether2005-03-26

Linux 版のブリッジ機能は、2 種類から選択できるようにした。

  1. Ethernetバイスブリッジモード
    • 既存の物理的なインターフェイス (eth0 など) との間でパケット交換する。先日の日記で書いた問題のように、VPN 側からはそのデバイス自身 (eth0 など) との間だけ通信できなくなる。
  2. tun/tap デバイスブリッジモード
    • 新しく架空のデバイス (tap デバイス) を生成し、そのデバイスとの間でパケット交換する。そのままでは物理的な Ethernet との間のブリッジは完了していないが、brctl などを使ってユーザーがすれば良い。たとえば eth0 と tap0 をブリッジする。こうすれば前述の問題は発生しない。

機能的には、両方同一のインターフェイスで管理できるようにした。
混在も可能。
画面は、Windows 上の管理ツールから Linux につないでいるところ。
Linux 版単独で設定できるようにするための CUI 管理コンソールは開発中。