ネットワーク観測

4年前くらいから例年のように行っていることだが、12月31日の午後11時55分くらいから、国内の主要なプロバイダーのホストに対して ping コマンドで ICMP Echo の応答時間を測定して見ていると、1月1日午前0時ちょうどになってから最大約30秒くらいの間、平時と比べて大幅にレスポンスが遅くなったり、パケットロスが起こったりするのがよくわかる。
これはおそらく「明けましておめでとうメール」か何かのトラフィックによるものだろうと思う。
ただ、昔は各プロバイダーのバックボーンが細かったり、ホストの性能が低かったのだろうか、年明けの瞬間と平時と比べると応答速度の差が激しかったが、最近はバックボーンもホストも能力が高まったためか、あまり差はなくなってきている。

毎年 ping コマンドを使って適当に測定しているが、特に記録をとっていた訳でもない。
そこで、今回は即席でプログラムを組み、10msec くらいの精度で ICMP 往復間隔を、年が変わる前後数分にわたって測定してみることにした。結果は、そのうちアップロード予定。