Windows XP SP2 tcpip.sys の挙動

Windows XP SP2 では、SYN_SENT 状態の TCP コネクションがシステム全体で合計 10 個に制限されるようになっているらしいという噂を耳にする。どうやら、ランダムに IP アドレスをスキャンするワーム対策のようだ。
試しにやってみると、SYN_SENT 状態 (つまり指定したポートに接続するために SYN を送ったが ACK が帰ってこない状態) のソケットが 10 個を超えると、その後の connect 関数がブロッキングするようである。